リチウムイオン二次電池研究開発の最前線~さらなる進化を目指して~
カーボンニュートラル社会の実現を目指して、中国や欧州を中心に電気自動車が急速に普及してきています。現在、電気自動車の駆動電源としてはリチウムイオン二次電池(LIB)の独壇場になっています。一方、エネルギー密度は限界が見えてきており、LIBの需要の急拡大に伴い、資源の確保やコスト上昇の問題も顕在化してきています。本セミナーでは、リチウムイオンを駆動源とする蓄電池のさらなる進化を見据えた最先端の研究の取り組み及び資源問題についての今後の展望について、産学官からの講演者に登壇いただきます。リチウムイオン電池研究開発に興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちしております。
- 液系リチウム硫黄電池の課題と電解液最適化による実用化へのアプローチ
(横浜国立大学)獨古 薫 - 硫黄変性ポリアクリロニトリル“SPAN“の開発と液系・固体系Li-S電池への応用
(株式会社ADEKA)撹上 健二 - 硫化物系固体電解質の量産化に向けた液相合成技術
(産業技術総合研究所)蒲生 浩忠 - 日産自動車のバッテリ技術の進化
(日産自動車株式会社)安田 博文 - 有機分子に蓄電する軽量・高容量電池
(産業技術総合研究所)八尾 勝 - Li空気電池の劣化機構解明とサイクル寿命改善へのアプローチ
(物質材料研究機構)松田 翔一 - クレイ型リチウムイオン電池の開発と今後の技術展開
(京セラ株式会社)三島 洋光 - 車載用リチウムイオン二次電池市場動向、並びにリユース・リサイクル動向と展望
(株式会社矢野経済研究所)田中 善章
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