電気化学会 Electrochemistry誌第69回論文特集のご案内
電気化学会 Electrochemistry 第 69 回論文特集
「溶融塩・イオン液体の最前線」
Frontiers of Molten Salts and Ionic Liquids
2023年3月27日
公益社団法人電気化学会 Electrochemistry 編集部
溶融塩委員会
溶融塩には,従来の高温溶融塩系およびより一般的にはイオン液体と呼ばれる常温溶融塩系に加え,広義には,溶融金属系,溶融ガラス系,溶融水和物系なども含まれます.近年,溶融塩やイオン液体を利用した化学反応および電気化学反応は,カーボンニュートラルな社会の実現に向け,ますます重要性を増しています.最近の主な応用例としては,蓄電池,グリーン製錬,リサイクル,CO2利用,水素製造,核燃料の再処理などがあります.本特集では,溶融塩やイオン液体を用いた最新の研究成果を募集します.
本特集は,本会溶融塩委員会の提案によるものであり,2023年11月に京都で開催予定の国際シンポジウム2023 Joint Symposium on Molten Saltsに合わせて行うものです.溶融塩やイオン液体が関連する研究であれば,上記国際シンポジウムでの発表の有無は問わず歓迎致しますので,奮ってご投稿下さい.
主な主題とカテゴリー
溶融塩,イオン液体,溶融金属,溶融ガラス,水和物溶融体,蓄電池,グリーン製錬,リサイクル,CO2利用,水素製造,核燃料再処理,その他溶融塩に関するトピックス
論文の種類
・報文・コミュニケーション・ノート・総合論文
・本会溶融塩委員会の推薦による著者による論文が企画されます.
・総説(Review)については本会または本会専門委員会の推薦が必要ですので, 編集委員会までメールでお問い合わせ下さい.
言語
論文原稿は英語のみ受け付けます.ただし,J-STAGE Dataに掲載されるプレゼンテーション,解説動画等は日本語の場合も受け付けます.
ゲストエディタ
片山 靖(慶應義塾大学)
野平 俊之(京都大学)
後藤 琢也(同志社大学)
津田 哲哉(千葉大学)
投稿申込から掲載まで
本誌のホームページをご覧下さい.ORCID, Supporting Informationのご活用も可能です.また,Abstract Graphicsの作成を推奨します.執筆の際には投稿規程と論文投稿の手引きをよく読んで投稿願います.
投稿規程
https://journal.electrochem.jp/instructions/policy_ja.pdf
投稿の手引き
(日) https://doi.org/10.5796/electrochemistry.21-S0001
(英) https://doi.org/10.5796/electrochemistry.21-S0002
論文掲載料(Article Processing Charge:APC)
論文掲載料は150,000円(消費税含)です.但し,本会各種会員または溶融塩委員会が認めた方については,論文掲載料の2/3の減額が適用され,50,000円(消費税含)となります.詳細は上記投稿の手引きをご覧下さい.なお,国際シンポジウム2023 Joint Symposium on Molten Saltsの参加登録者に対するAPCの補助が企画されています.詳細は溶融塩委員会事務局にお問い合わせ下さい.
期 限
- 投稿申込 2023年10月25日(水)
指定の投稿申込( https://journal.electrochem.jp/sf69.html )に必要事項を記載の上, お申し込み下さい.
- 投稿締切 2023年12月25日(月)
投稿の手引きを良く読み, 指定の投稿システムから電子投稿して下さい.またその際に第69回「溶融塩・イオン液体の最前線 (Frontiers of Molten Salts and Ionic Liquids)」への投稿である旨ご指定下さい.
- 審 査
編集委員から依頼された2名以上の査読委員により査読され, その結果に基づき, 掲載の採否が決定されます.2022年度は査読の標準日数が16日となっていますので, 積極的なご投稿をお願いいたします.
- 入稿締切 2024年3月25日(月)
査読・APC決済確認済の原稿が入稿手続となります.
- 早期掲載
論文の入稿後, 約3営業日で早期公開が行われます.著者校正は早期公開手続と並行して行われるため, 早期公開版はAccepted ManuscriptまたはUncorrected Proofとなりますことを御了承下さい.
- 掲 載
現時点の掲載号は 2024年2月発行のVol.92, No.4の予定です.ただし, 査読・修正の進捗によっては掲載が遅延することもありますので, お早めにご投稿下さい.
問い合わせ先
メールのみで対応いたしますので御了承下さい.
論文の投稿から掲載決定まで
Electrochemistry 編集部 ( ed.board-e[at]electrochem.jp )
掲載決定後の諸手続きについて
Electrochemistry 編集部事務局 ( ed.apc-e[at]electrochem.jp )
国際会議との連携によるAPC補助について
溶融塩委員会事務局 ( mscj[at]electrochem.jp )